症状を改善するためには偏頭痛のタイプを見極めよう

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頭痛が起きる本当の原因

カウンセリング

頭痛の真の原因を取り除く

あまりの激痛に身動きさえ辛くなると言われる偏頭痛は、多くの人が悩まされている症状です。激痛に耐えかねて内科や脳神経外科の病院を受診しても、脳の検査で異常が見つからないのが一般的です。現在では偏頭痛によく効く鎮痛薬が開発されており、予防薬とともに処方されます。しかしながらそうした薬物療法も対処療法に過ぎず、根本治療とは言えないのが現状です。偏頭痛発生のメカニズムはある程度解明されています。直接には脳の血管拡張に伴って周辺神経に炎症が起き、それが激痛に結びつくのです。その前段階として三叉神経の関与も有力となっています。さまざまな原因によって三叉神経が刺激を受けると、脳の血管を拡張させる神経ペプチドという物質が分泌されるのです。ではこうした現象を引き起こす本当の原因は何かと言えば、まだ完全には解明されていない面もあります。そのために病院での偏頭痛治療の多くが、薬による対処療法中心となっているのです。特定の食品や強い光、騒音などの刺激が偏頭痛の引き金となることが判明しているため、そういった誘引を避けることが予防につながります。ある意味で偏頭痛の内科的治療には限界もありますが、まったく異なるアプローチで高い治療効果を発揮している分野があります。病院の中でも心の病気を扱う心療内科や精神科で偏頭痛を治している患者さんが増えているのです。人気の秘密は頭痛の真の原因を取り除く心理療法にあります。

薬だけに頼らない治療

心療内科も精神科も病院には違いありませんから、頭痛の急性期には効果の高い鎮痛薬を処方しています。しかしながら心の病気を治す病院にとっては、薬だけに頼らない治療こそが真骨頂とも言えます。特に心理療法という強力なストレスコントロール術を持っている点に、一般内科に対する優位性が見られるのです。心療内科や精神科では、ストレスこそが頭痛を起こしている真犯人と考えます。物理的・化学的・生物学的ストレスとともに、精神的ストレスも加わって三叉神経への刺激を繰り広げているのです。そうした刺激が一定水準を超えてくると脳血管の拡張へと波及し、偏頭痛発作にまで発展します。頭痛が起きてから薬の力で痛みを鎮めるのでなく、最初から頭痛が起きないようにするのが心理療法の目的です。認知行動療法などの手法を通じてストレスを分析整理し、刺激の影響を受けないような生活の工夫を見つけていくのです。生活のあり方は1人1人違っているのが当然ですから、ストレスへの対処法もその人によって違います。マニュアルにはない方法をカウンセラーとの対話を通じて模索する過程に、自分だけの解決法が隠されているのです。偏頭痛の発生メカニズム解明には、脳を心から切り離すという発想も役に立ちました。しかしながら心と脳は一心同体と言っていいほど密着した存在です。脳の痛みを心から治していくという発想の再転換が、偏頭痛治療には欠かせないのです。

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